米Googleは13日、株式交換方式による米YouTubeの買収を完了したと発表した。買収総額は16億5,000万ドル(約1,940億円)で、Googleではこの買収に際して、321万7,560株の株式と制限付き株式、オプション、ワラントを発行した。
Googleによる買収後も、YouTubeは独立したサイトとして継続し、動画のアップロード、視聴、共有サービスを提供していくことが、買収の合意時に発表されている。GoogleのCEOを務めるEric Schmidt氏は、「YouTubeとGoogleは共同で革新的かつ刺激的なサービスをユーザーに提供し、オンラインメディアのエンターテイメントに新たな次元を付け加える。我々はコンテンツの制作者や所有者とともに働けることを楽しみにしており、コンテンツのプロモートや配給のための力を提供する」とコメントした。
また、YouTubeのCEOで共同創業者のChad Hurley氏は、「Googleの専門知識や技術的なリーダーシップと資源は、インターネット上で最高のサービスを構築する上で、我々に柔軟性を提供する。今後数カ月以内に、我々は多くの新しい刺激的な機能とプログラムを発表していく予定だ」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/press/pressrel/youtube.html
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・ GoogleがYouTubeを16億5,000万ドルで買収(2006/10/10)
( 三柳英樹 )
2006/11/14 18:59
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