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Symantecの詐欺対策コミュニティ、個人からも詐欺サイト情報を募集


 シマンテックは16日、オンライン詐欺対策コミュニティ「Symantec Phish Report Network」において、世界中のユーザーから詐欺サイトの情報を募集すると発表した。

 Symantec Phish Report Networkは、2006年5月に発足したオンライン詐欺対策コミュニティ。報告された詐欺サイトのURLをシマンテックがまとめて加盟企業に配布する。加盟企業は、このデータを自社のソリューションやサービスに組み込んで、ユーザーをフィッシング脅威から守ることができる。最近では、サイバー犯罪対策に取り組む団体「National Cyber Forensics & Training Alliance」が加入している。

 これまでは企業のみが参加していたが、今回から個人ユーザーからも情報提供を受け付ける。これにより、Symantec Phish Report Networkのオンライン詐欺対策能力が、さらに強化されるとしている。なお、情報提供を行なうWebサイトは英語のみで、日本語には対応していない。

 シマンテックのインターネットセキュリティ脅威レポート最新号によれば、2006年上半期に検知した新種のフィッシングメールは、15万7,477件(1日あたり865件)に上るという。


関連情報

URL
  Symantec Phish Report Network(英文)
  http://www.phishreport.net/consumers.html


( 増田 覚 )
2006/11/16 20:17

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