JVN(Japan Vendor Status Notes)は17日、オープンソースのショッピングサイト構築システム「EC-CUBE」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると公表した。
影響を受けるシステムはEC-CUBE v1.0.0およびそれ以前。脆弱性は、EC-CUBEでWebページを出力する際の処理が不適切なため、任意のスクリプトを埋めこむことが可能になる、クロスサイトスクリプティングの問題があるというもの。これにより、ユーザーが意図していないスクリプトを実行されてしまう危険性がある。
EC-CUBEの開発元であるロックオンでは、この問題に対応したEC-CUBE 1.0.1aベータ版をリリースしている。
関連情報
■URL
JVNによる脆弱性情報
http://jvn.jp/jp/JVN%2361543834/index.html
EC-CUBE
http://www.ec-cube.net/
( 三柳英樹 )
2006/11/17 15:51
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