ニフティ株式会社は、12月7日に予定する東京証券取引所への上場について、所属部が市場第二部に決定したことを明らかにした。あわせて、発行価格および売出価格を1株あたり21万円に決定したと発表した。
ニフティの上場は、11月2日付で発表されたもの。発行価格および売出価格は、11月20日から27日に機関投資家を中心に実施したブックビルディングを受けて、21万円に決定したという。ブックビルディング状況は、申告のあった総需要株式数が公開株式数を上回る状況だった点、機関投資家以外の投資家からの需要が多かったとしている。なお、引受価額は19万7,610円。オーバーアロットメントによる売出株式数は10,400株。
所属部は市場第二部に決定。当初、所属部は明らかにされていなかったが、これは市場第一部銘柄指定基準の1つとして、上場時の時価総額が500億円以上と定められているため。ニフティの上場時発行済み株式総数は22万7,800株で、発行価格および売出価格の21万円を乗算した時価総額は478億3,800万円となるため、市場第二部に上場が決まったと見られる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nifty.co.jp/cs/06shimo/detail/061128003005/1.htm
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( 村松健至 )
2006/11/28 19:27
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