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「WORM_STRATION」被害件数減も亜種は多数登場、トレンドマイクロ11月調査


 トレンドマイクロは4日、11月度の「ウイルス感染被害マンスリーレポート」を発表した。国内のウイルス感染被害の報告総数は7,477件で、10月の8,806件から減少した。

 被害件数の1位は「WORM_STRATION」の163件。WORM_STRATIONは10月に続いての1位だが、被害件数は563件から163件と大きく減少した。以下は、2位は「TSPY_LINEAGE」と「WORM_SDBOT」のともに85件、4位が「WORM_RBOT」の65件、5位は「BKDR_AGENT」の50件など。

 トレンドマイクロでは、全体の報告件数や各ウイルスの報告件数が減少しており、被害が分散化する傾向にあるとしている。また、1位となったマスメール型ワームのWORM_STRATIONについて、被害報告数は減少しているものの、11月29日までに150種類以上の亜種の検体が集まるなど、新たな亜種の登場ペースは衰えておらず、注意が必要だとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2006/mvr061204.htm


( 三柳英樹 )
2006/12/04 17:06

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