東京電力とKDDIは、FTTH関連設備の建設・保守業務を行なう新会社「TEPCO光ネットワークエンジニアリング株式会社」を12月8日に設立したと発表した。新会社は、2007年1月1日に事業を開始する。
TEPCO光ネットワークエンジニアリング株式会社では、当面は、変電所などの電力関連施設内に設置されたFTTH関連機器や光ファイバケーブルの接続・分岐装置における建設・保守に関する工程管理などの一部業務をKDDIから受託する。
資本金は1億5,000万円で、出資比率は東京電力が51%、KDDIが49%。代表取締役社長には、東京電力の加藤高昭 執行役員 光ネットワーク・カンパニー プレジデントが就任した。役員・社員数は、取締役が5名、監査役が2名、社員が28名。
東京電力は合わせて、2007年1月1日に光ネットワーク・カンパニーに係わる事業を分割してKDDIに統合することから、2006年12月31日付けで同カンパニーを廃止すると発表した。
関連情報
■URL
「TEPCO光ネットワークエンジニアリング株式会社」の設立について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/06120802-j.html
「光ネットワーク・カンパニー」の廃止について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/06120803-j.html
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・ 東京電力がFTTH事業を分割、1月にKDDIへ統合。両社が正式合意(2006/10/12)
( 村松健至 )
2006/12/08 16:36
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