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Windows Vista上で動作するウイルスセキュリティZERO
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ソースネクストは11日、セキュリティ対策ソフト「ウイルスセキュリティZERO」を含むウイルスセキュリティシリーズの無償バージョンアップを発表した。各製品のアップデータは12月11日から12月末までに順次配布される。
主なアップデータ内容は、Windows Vista正式対応のほか、ヒューリスティック機能の追加、コードエミュレーターの性能向上など。ウイルス特有の挙動を検知するヒューリスティック機能によって、亜種や未知ウイルスにも対応可能になったという。
コードエミュレーターは、疑わしいファイルをメモリ内で仮想的に実行させて、ウイルスかどうかを判断する機能。今回のバージョンアップによって、ファイルに感染するたびに形態を変化させるポリモーフィック型ウイルスへの対応を強化した。
このほか、ファイルやフォルダのスキャン除外設定機能や、アプリケーションごとのファイアウォール設定機能を追加。また、よく利用するWebサイトへの個人情報の送信をあらかじめ許可できるようになった。さらに、スキャンアルゴリズムを改善し、スキャンエンジンの高機能化による処理速度低下を防いでいるという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.sourcenext.info/sp/press/061211_zero-versionup.html
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( 野津 誠 )
2006/12/11 16:33
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