北陸電力は15日、富山県にある富山新港火力発電所に関する業務情報が、ファイル交換ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。
流出したのは、同発電所の燃料貯蔵量に関する情報など。同発電所の保安情報や原子力関連情報、顧客情報などの機密情報は含まれていないとしている。北陸電力によれば、同発電所に勤務する社員が個人所有していたPCがウイルスに感染し、2006年1月20日以降に業務情報が流出したという。
同社では、個人所有PCで業務情報を使用・保存しないことや、ファイル交換ソフトの使用禁止および危険性を再周知したほか、セキュリティ強化のために社内のPCを全数取り替えるとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/06121502.pdf
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( 増田 覚 )
2006/12/18 12:28
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