ジャストシステムは19日、同社のワープロソフト「一太郎」のLinux版で見つかった脆弱性を回避する「一太郎 for Linux セキュリティ更新モジュール」を公開した。モジュールは同社サイトからダウンロードできる。
この脆弱性は、不正に改竄された一太郎の文書を読み込むことで任意のコードを実行され、PCが不正に操作される危険性がある。同社では、現在までにこの脆弱性を狙ったウイルスは発見されていないとしている。
ジャストシステムでは5日、Windows用の「一太郎」をはじめ、グラフィックソフト「花子」や表計算ソフト「三四郎」の計11製品に同様の脆弱性があることを公表。それらの製品には、5日にセキュリティ更新モジュールを公開していた。今回、同様の脆弱性が一太郎のLinux版にもあるとして、セキュリティ更新モジュールを用意した。
関連情報
■URL
サポート:アップデート:一太郎 for Linux セキュリティ更新モジュール
http://www3.justsystem.co.jp/download/ichitaro/up/lin/060822.html
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( 増田 覚 )
2006/12/19 15:53
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