リクルートは22日、「ホットペッパー」のグルメサイトが持つ全国約57万件の飲食店情報APIを「ホットペッパーWebサービス(ベータ版)」として無償公開した。非商用目的に限り利用できる。
ホットペッパーWebサービスでは、PCサイト「ホットペッパー.jp」と携帯電話サイト「ホットペッパーポケッツ」が有する飲食店情報のAPIを公開する。エリアやジャンルで分類した情報を取得できる「グルメサーチAPI」のほか、ブログパーツとして利用できる「店名サーチAPI」(近日公開)を用意。これにより、ホットペッパーにある地図やクーポン情報とブログ記事を関連付けることができるという。
現在は、ホットペッパー編集部が取材した写真などの店舗データ約2万件のAPIを公開している。店名、住所、エリア、飲食店ジャンル、平均予算、お店紹介文、写真(各店舗1枚)などが取得できる上、複数のRequestパラメータを利用して、条件に合致した店舗一覧も生成可能。モバイル用URLや写真、二次元コードの応答にも対応する。なお、残り約55万件の情報については、年明け以降に公開される予定だ。
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■URL
ニュースリリース
http://www.recruit.jp/newsrelease/2006/12/hot/TO20061222/
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( 野津 誠 )
2006/12/22 17:44
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