アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社は22日、カード会員1,699人分の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。11月以降にカードの不正使用が61件見つかり、調査したところ9月前後に新規加入した会員の情報が流出した恐れがあることがわかったという。
流出した可能性があるのは、1,699人分の氏名とカード番号。そのうち534人分は、住所と生年月日、電話番号も記載されていた。該当する顧客に対しては、電話と書面で連絡し、説明とお詫びをしているほか、セキュリティ対策のために新しいカードを郵送する。
11月に見つかった不正使用は、主にインターネット通販サイトで行なわれ、不正使用の総額は約1,900万円に上るという。なお、一部のカード会員には請求書が送られたが、不正使用の金額は同社が全額負担するため、カード会員が支払うことはないとしている。
なお、流出の時期や経路は判明していない。現在、警察と協力して調査を進めている。
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■URL
ニュースリリース
http://home-int.americanexpress.com/japan/legal/company/news/20061222.shtml
( 増田 覚 )
2006/12/25 18:35
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