OpenOffice.org 日本語プロジェクトは5日、無償の統合オフィスソフト「OpenOffice.org 2.1」の日本語版をリリースした。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/NT4、Mac OS X、Linux、Solaris。セキュリティ修正を含むアップデートのため、旧バージョンのユーザーにはアップデートが推奨されている。
OpenOffice.org 2.1では、プレゼンテーションソフト「Impress」でマルチモニター機能をサポートしたほか、表計算ソフト「Calc」のHTMLエクスポート機能の強化、データベースソフト「Base」でのMicrosoft Accessのサポートの強化などが行なわれている。
セキュリティ関連では、悪意のあるWMF/EMFファイルを開いた際に、任意のコードが実行される危険のある脆弱性を修正している。デンマークのSecuniaでは、この脆弱性の深刻度を5段階中で2番目に高い“Highly critical”と判定している。
関連情報
■URL
OpenOffice 2.1
http://ja.openoffice.org/download/2.1/
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/23612/
( 三柳英樹 )
2007/01/09 13:10
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