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ジャストシステム、「第二回 全国一斉!日本語テスト」を実施


第二回 全国一斉!日本語テスト
 ジャストシステムは10日、「ATOK&一太郎presents 第二回 全国一斉!日本語テスト」を開始した。利用は無料。2月28日まで実施している。

 日本語テストは、漢字の読み書きや文法、マナー表現や慣用句など、日本語力のレベル診断ができるもの。多肢式の設問が30問用意されている。また、携帯電話向けサイトも開設され、全12問が用意されている。

 問題は、「新人賞を受賞して『有頂天・有頂点・宇頂天・宇頂点』になっている。正しいのは、どれ?」や、「料理店の看板などに見る『活魚料理』。『活魚』の最も正統的な言い方はどれ? 1)いきうお 料理、2)いけうお 料理、3)かつぎょ 料理」など。

 日本語テストでは、問題を解き、回答を行なった後に、各問題の詳しい解説が閲覧できるほか、参加者総数、平均点、点数分布がわかるようになっている。これにより、自分のレベルがどのくらいかを把握できる。テストの解説には、ポータルサイト「goo」への検索リンクも設置される。

 なお、今回のテスト実施に先駆け、関東および関西の10~50代の男女1,248人に対し、プレテストを実施している。その結果によると、最も平均点が高かった年代は30代で60.3点だった。対象者全体の平均点は58.9点で、新成人(208人)の平均は58.5点、新成人以外全体(1,040人)では58.9点だった。

 日本語テストの監修を務める「明鏡国語辞典」の鳥飼浩二編集委員はプレテストの結果について、「平均60~63点を予想していたが、残念ながら、それよりやや低めだった。それでも年代別で30代が、60.3点とひとり60点を超えて気を吐いた。これからの日本を背負っていく、中堅層予備軍の点数が高かったことは嬉しいこと」とコメントしている。


関連情報

URL
  第二回 全国一斉!日本語テスト
  http://atok.com/test/

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( 野津 誠 )
2007/01/11 12:47

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