文部科学省は、現行のいじめの定義を見直し、「インターネットや携帯電話での誹謗中傷」を加えることを検討する。10日に開催された「子どもを守り育てるための体制づくりのための有識者会議」で提案された。
現行のいじめの定義は、1)自分より弱い者に対して一方的に、2)身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、3)相手が深刻な苦痛を感じている――というもの。この定義を見直し、インターネットや携帯電話による誹謗中傷などの新たな項目を追加することを検討する。早ければ、1月中に定義の見直しが行なわれるという。
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■URL
文部科学省
http://www.mext.go.jp/
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( 増田 覚 )
2007/01/11 17:03
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