マイクロソフトは17日、Webクリエーター向けデザインツールのスイート製品「Expression Studio」を発表した。
Expression Studioは、Windows Vistaに搭載される「Windows Presentation Foundation」テクノロジーを利用したWebクリエーター向けの製品。ベクターグラフィックやビットマップイメージだけでなく、3DCGやWindows Mediaを利用したコンテンツ制作に対応する。また、Expression StudioはVisual Studioとの連携機能により、データベースやWebサービスと連携させたコンテンツ制作をスムーズに進めることができるとしている。
Expression Studioは、Webデザインツールの「Expression Web」、画像や動画など様々なデザイン要素を組み合わせる「Expression Blend」、素材のデザインツール「Expression Design」、100以上のファイル形式に対応するファイル管理ツール「Expression Media」の4製品から構成される。このうち、第1弾の製品として、「Expression Web」を2月16日に発売する。製品の参考価格は、通常版パッケージが39,690円、他のWebデザイン製品などからの優待アップグレード版が12,390円。
また、17日からはExpression Webの評価版(期間60日)と、Expression Blendベータ版のダウンロード提供を開始した。Expression Blendのベータ版については、制作したコンテンツを評価目的の利用に加えて、本番の環境やサイトなどでも利用可能としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2938
Microsoft Expression
http://www.microsoft.com/japan/expression/
( 三柳英樹 )
2007/01/17 20:37
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