アッカ・ネットワークスは23日、動画配信プラットフォームを提供し、映像コミュニケーション事業に参入すると発表した。エー・アイ・アイ(AII)から一部事業を譲り受け、3月1日よりサービスを開始する予定だ。
アッカは23日に開催した取締役会において、AIIの法人向けコンテンツ配信プラットフォーム提供事業を譲り受けることを決議した。譲り受け価額は2,500万円。AIIの同事業の2006年3月期の売上高は1億5,000万円だったという。アッカでは3月1日に設備や人材を含む同事業をAIIから譲り受け、映像コミュニケーション事業で初年度2億円の売上を見込む。
アッカの動画配信プラットフォームでは、配信システムのほか、コンテンツ管理機能や映像制作・編集などの機能も提供するという。データ圧縮効率に優れた動画圧縮規格H.264への対応を予定しており、ADSLでもハイビジョンクラスの配信が可能だとしている。コンテンツ管理機能では、ユーザー認証やアクセス地域の制限、DRM、オンライン決済機能などを備える。
提供対象としては、プロモーションなどで動画配信を行なう企業、テレビ局やレコード会社など、映画やドラマのブロードバンド配信を行なうコンテンツホルダー、動画配信を行なうコンテンツポータルサイトの運営会社などを想定している。
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ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/release/070123.html
ニュースリリース(PDF)
http://www.acca.ne.jp/release/070123.pdf
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( 永沢 茂 )
2007/01/23 17:44
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