ヤフーの井上雅博代表取締役社長兼CEOは24日、新たな広告プラットフォームを2007年第1四半期(4~6月)中に実装する計画を明らかにした。
これは、「Panama」というコード名で開発が進められているもので、米Yahoo!では2006年第4四半期(9月~12月)に導入されている。
これまでのヤフーの検索広告プラットフォームは、広告キーワードを最高額で入札したスポンサーサイトが上位に表示される仕組みを採用していた。一方Panamaでは、「入札価格に応じて広告が表示されるよりも、利用者が求めている情報に近い広告が表示されるようになる」(井上社長)。これにより、利用者が広告をクリックする確率が高まり、スポンサーサイトの売上に貢献できるとしている。
【お詫びと訂正】
記事初出時、Panamaについて、「入札価格のほかに、利用者が入力したキーワードなども反映して広告を表示する」としていましたが、正しくは「入札価格に応じて広告が表示されるよりも、利用者が求めている情報に近い広告が表示されるようになる」です。また、米Yahoo!ではPanamaを2007年1~3月に導入するとしていましたが、正しくは2006年第4四半期(9~12月)に導入済みです。お詫びして訂正いたします。
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■URL
Yahoo! JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/
( 増田 覚 )
2007/01/24 19:08
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