アクセス解析調査会社の米Hitwiseは24日、2006年に米国内で最も多く検索された語句のランキングを発表した。ランキングの総合部門では、圧倒的な強さでソーシャルネットワーキングサイト「MySpace」関連語句が上位を占めた。
調査によると、全ての語句を対象にした総合部門の1位は「myspace」で、検索全体に占める割合(シェア)は0.63%だった。2位は「myspace.com」の0.41%、3位はオークションサイト「ebay」の0.33%となっている。
MySpace関連語句はそのほかにも、6位に「www.myspace.com」、8位に「my space」、9位に「myspace layouts」がランクインしており、これらのシェアを合計すると1.5%にも上っている。実に総合部門トップ10のうち半分をMySpace関連語句が占めたことになる。
その他の語句としては、4位に「yahoo」、7位に「yahoo.com」が入り、Yahoo!関連では合計0.38%のシェアを占めた。
Hitwiseのこの調査は、重複しない52週間にわたる検索語句の調査レポートをもとに集計されており、アダルトカテゴリーの語句はサンプルから除外されている。データは米国内の1,000万人のインターネット利用者から収集された。
この調査結果について、Hitwiseグローバルリサーチ担当ゼネラルマネジャーのBill Tancer氏は、「検索語句データは、インターネット利用者の心にあるものの最も近い代替物であり、ブランド価値のすばらしい計測器となる」と述べ、2006年にMySpaceのブランド価値が大幅に増加したことを示唆した。
Hitwiseはこのほかにエンターテイメント、スポーツ、テレビ、旅行、ファッションなどの分野に関する調査結果も発表している。
関連情報
■URL
米Hitwiseの調査データ(英文)
http://www.hitwise.com/datacenter/index.php
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/01/25 11:53
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