総務省の所管する社団法人デジタルメディア協会(AMD)は25日、「Digital Contents of the Year'06/第12回 AMD Award」の受賞作品を発表した。大賞は、映画「時をかける少女」に決定した。
AMD Awardは、デジタルコンテンツの質的向上や人材育成を目的として、1年間に国内で発売・発表されたデジタルコンテンツの中から優秀な作品を表彰するもの。第12回の大賞/総務大臣賞は「時をかける少女」で、同作は部門賞のBest Directorも受賞した。
部門賞のBest Producerは、「スーパーエッシャー展 ある特異な版画家の軌跡」が受賞した。スーパーエッシャー展は、2006年11月11日から2007年1月13日まで東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催され、総来場者数は18万3,003人に達した。Best Visual Designerは、Flashアニメの「やわらか戦車」が受賞した。
部門賞のビジネスモデルでは、Best Platform Producerに携帯電話向けの電子書籍ビューア「BookSurfing」、Best Network Producerに音楽配信サービス「ナップスター」が選ばれた。このほか、功労賞に任天堂の宮本茂代表取締役専務、江並直美賞(新人賞)にWebデザイナーの中村勇吾氏、リージョナル賞に阿蘇インターネット放送局「WEBTV-ASO」が選ばれた。
関連情報
■URL
社団法人デジタルメディア協会
http://www.amd.or.jp/
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( 野津 誠 )
2007/01/26 11:13
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