日経リサーチは31日、Webサイトへのアクセスを促すメディアに関する調査結果を発表した。男女合計の上位5位を見てみると、「パソコンのポータル・検索サイト」を挙げる人が43.6%で最も多く、以下は「パソコンのニュースサイト」(31.5%)、「新聞記事」(31.3%)、「メールマガジン」(30.4%)、「テレビ番組」(25.3%)と、Web媒体の影響が強かった。
調査は2006年11月16日から12月5日にかけて、16~59歳の男女を対象に実施。5,128人の有効回答を集めた。設問は、「どのようなことがきっかけとなってパソコンからインターネットサイトを訪問することが多いですか」というもので、複数回答も許可している。
男性では全体と同じく、「パソコンのポータル・検索サイト」(48.4%)がトップ。2位以下は、「パソコンのニュースサイト」(36.2%)や「新聞記事」(36.5%)など、ニュースの影響によってWebサイトにアクセスする人が目立った。なお、上位3メディアは、いずれも女性より約10ポイント高い数値が見られた。
一方、女性でも全体と同様、「パソコンのポータル・検索サイト」(37.9%)の影響が最も大きいが、2番目は「メールマガジン」(31.8%)だった。また、「パソコンのニュースサイト」「新聞記事」とほぼ同水準で、「テレビ番組」(29.5%)、「掲示板・ブログ・SNSなどの口コミサイト」(23.6%)、「テレビCM」(21.5%)などの多様なメディアを挙げている。「知人・友人」(20.1%)といった口コミも男性の2倍ほど多かった。
世代別では、50~60代女性を除き「パソコンのポータル・検索サイト」が強い影響力を持つ一方、10~20代の男女では「掲示板・ブログ・SNSなどの口コミサイト」、それ以外の世代では「メールマガジン」が、Webサイトをアクセスする際に影響を与えていることがわかった。
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ニュースリリース
https://datasignal.nikkei-r.co.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=43
( 増田 覚 )
2007/01/31 15:45
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