米Microsoftは9日、日本時間の14日にリリースする予定のセキュリティ修正プログラム(パッチ)の事前情報を公開した。WindowsやOffice関連など合計12件のパッチをリリースする。パッチ適用後には、再起動を必要とするものがある。
Windows関連のパッチは5件、Office関連のパッチは2件で、最大深刻度は4段階中で最も高い“緊急”となっている。また、WindowsとVisual Studioに影響があるパッチが1件、WindowsとOfficeに影響があるパッチが1件、Step-by-Step Interactive Trainingに影響があるパッチが1件で、いずれも深刻度は“重要”。
このほか、“緊急”のパッチとして、Data Access Componentsに影響があるパッチを1件、Windows Live OneCare/Microsoft Antigen/Microsoft Windows Defender/Microsoft Forefront Security for Exchange Server/Microsoft Forefront Security for SharePointに影響があるパッチを1件リリースする予定だ。
セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムもリリースする。Windows UpdateおよびSoftware Update Servicesで2件、Microsoft UpdateおよびWindows Server Update Servicesで8件リリースする。
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」もバージョンアップし、Windows Update、Microsoft Update、Windows Server Update Services、同社サイトのダウンロードセンターを通じて提供する。
関連情報
■URL
Microsoft Security Bulletin Advance Notification(英文)
http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/advance.mspx
( 増田 覚 )
2007/02/09 13:54
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