米Microsoftは、スマートフォンなどの携帯機器向けOSの最新版「Windows Mobile 6」を発表した。
今回発表された「Windows Mobile 6」は、スマートフォンやPDAなどの携帯機器向けに提供されるOS。WordやExcelなどオフィス文書は、携帯電話の小型ディスプレイ上でも、パソコンと同等の使い勝手を実現している。また紛失や盗難時に備え、遠隔操作でデータを削除できる。HTMLメールに対応し、セットアップの手順も簡略化された。またキャリアや端末メーカーにとっては、VoIPサービスへ対応しやすくなっているという。
同社ではあわせて、ソフトウェア群「Windows Live」のWindows Mobile対応版を発表。メッセンジャーや検索サービス、渋滞情報対応の地図、ブログなどがWindows Mobile 6搭載端末から利用できる。なお、検索サービスの「Live Search」はJava版も用意される。
Microsoftでは、「ソフトバンクモバイルが東芝およびHTCに対して、Windows Mobile 6搭載端末をオファーする」と説明しているほか、年内にはウィルコムからもWindows Mobile 6搭載端末が登場することも明らかにしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(Windows Mobile 6、英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/feb07/02-11WM6SoftwarePR.mspx
ニュースリリース(Windows Live for Windows Mobile、英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/feb07/02-11WindowsLiveMobilePR.mspx
関連記事:Microsoftブース、Windows Mobile 6対応端末が勢揃い(ケータイ Watch)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/33175.html
( 関口 聖 )
2007/02/13 16:37
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