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グルメ情報検索システムの例
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「0.5km圏内で探す」で「和食」の店が多いと提示された
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NECは13日、キーワード入力が不要な情報ナビゲーションシステムを開発。同システムを利用した携帯電話向けの「グルメ情報検索システム」などを発表した。詳しい実用化時期は未定。
今回の情報ナビゲーションシステムは、システムが自動的に提示する選択肢を選ぶだけで、ユーザーの欲しい情報へと効率的に誘導するもの。ユーザーの利用状況(場所、時間)に合致する内容をキーワードとして抽出し、選択肢を提示する。
グルメ情報検索システムでは、ユーザーの現在地や時間などから、条件に合った店舗を検索できる。例えば、現在地に近い飲食店を探したい場合、「0.5km圏内で探す」を選択すると、条件に合う飲食店のジャンルと店舗数が提示される。ジャンルが決まれば、そこからさらに営業時間や雰囲気などで絞り込める。
NECでは、「あらかじめ決められた項目で検索するのとは違い、コンテンツの内容を見てから選択できる項目を表示するため、検索した先が0件ということはない」と説明する。
このほか、情報ナビゲーションシステムを利用した「コンタクトセンター業務サポートシステム」を開発。1カ月間にわたる実業務テストでナビゲーション機能の有効性が確認されているという。同システムについては、NECフィールディングの障害事例検索業務への適用実験を進め、2007年度からの実運用を目指す。
将来的には、今回の情報ナビゲーションシステムを、ナレッジマネジメントシステムやECサイト、検索ポータルなど、さまざまな分野に適用していく予定という。
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グルメ情報検索システムの項目提示例
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選択できる先の内容を見て、項目を表示する
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0702/1301.html
( 野津 誠 )
2007/02/13 19:30
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