スターツ出版は12日、同社が運営する女性向けサイト「OZmall」において、システム不具合により会員2人の個人情報が別の会員に表示されていたことを明らかにした。最大で106人分の個人情報が、他の会員に表示されていた可能性があるという。
同社によれば、2月7日10時から10日13時30分の間、ある条件を満たしてOZmallの特定のサービスにログインした会員が「ウエディング資料請求」にアクセスした場合、別の会員1人の個人情報(氏名、フリガナ、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス)が表示された恐れがあるという。また、同様の状態で「OZネタ&毎日プレゼント」およびオズモールウエディング」にアクセスした場合、他人の会員IDでプレゼント応募および掲示板投稿が可能だったとしている。
今回の不具合は、同一のIDやパスワードで複数の異なるオンラインサービスを利用できる「シングル・サインオン」システムが原因で発生したものだが、不具合の詳細については明らかにされていない。なお、現在は同システムの不具合は修正されている。同社では、該当する会員に対してメールで説明とお詫びを行なった。
関連情報
■URL
オズモールからの重要なお知らせ
http://www.ozmall.co.jp/Special/information/
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・ 不正アクセスで女性向けサイト「OZmall」が一時閉鎖(2005/05/27)
( 増田 覚 )
2007/02/14 17:55
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