インターネット上の犯罪が不安という人は10人中4人――。内閣府が17日に公表した治安に関する世論調査で明らかになった。
調査は、全国の20歳以上3,000人に対して、調査員が個別面接を実施。調査期間は2006年12月14日から12月24日までで、有効回答数は1,795件。
自分や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になる場所を尋ねたところ、「路上」を挙げる人が60.2%で最も多かった。以下、「繁華街」(44.7%)、「インターネット空間」(40.1%)、「公園」(37.4%)という順になっている。
2006年7月に実施した同様の調査と比較すると、「路上」(当時53.9%)、「インターネット空間」(同19.1%)、「公園」(同33.9%)を挙げた人の割合がそれぞれ上昇。特に、インターネット上の犯罪が不安と答えた人の伸び率が顕著だった。
年齢別では、「繁華街」を挙げた人の割合は40歳代と50歳代、「インターネット空間」は20歳代から40歳代、「公園」は30歳代と40歳代でそれぞれ高かった。
関連情報
■URL
治安に関する世論調査
http://www8.cao.go.jp/survey/h18/h18-chian/
( 増田 覚 )
2007/02/19 19:42
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