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ネットテレビ「Joost」に米最大手Viacomがコンテンツ提供


 Skypeの創業者らが起業した新しいインターネットテレビ企業「Joost」に対して、米Viacomがコンテンツを提供することで合意したことが20日発表された。合意金額などの詳細は明らかになっていない。

 Viacomは米国最大手のエンターテインメント企業で、多数の映画会社やテレビネットワークを傘下に保有しており、その中にはMTV Networks、COMEDY CENTRAL、Paramount Pictures、Dreamworksなどが含まれている。

 この提携によって、Viacom傘下のMTV Networks、BET Networks、Paramount Picturesの3部門が、Joostに対して番組を提供することになった。

 Joostは、独自のソフトウェアを使った新鮮なユーザーインターフェイスにより、PCの画面を通して番組を提供する。このインターフェイスには、インスタントメッセージ、掲示板、ニュースティッカーなど双方向性の強い機能もある。さらに、コンテンツ企業にとっては海賊行為を防止するための著作権保護機能が魅力的だ。

 この提携について、Viacomの社長兼CEOであるPhilippe Dauman氏は、「我々は世界で一番のエンターテイメントサイトのポートフォリオを持ち、携帯デバイス向け配信でライバルはいないが、我々はデジタル市場でのプレゼンスを求め続けて成長させ続け、視聴者が望む全てのプラットフォームとデバイスに番組を提供することを決意している」とコメントした。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  https://joost.com/press/2007/02/viacom-to-be-key-content-partner-with-joost.html

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Skype創業者がインターネットテレビ企業「Joost」を設立(2007/01/17)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/02/21 12:02

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