ソフトバンクは、連結子会社であるBBテクノロジーとソフトバンクBBの2社が3月31日付けで合併すると発表した。BBテクノロジーを存続会社とした吸収合併方式で、合併後は「ソフトバンクBB株式会社」へと社名を変更する。
BBテクノロジーとソフトバンクBBの2社は、2005年12月1日にソフトバンクBB(当時)の会社分割によって事業展開を開始した企業。ソフトバンクBB(当時)の存続会社であるBBテクノロジーはADSL事業を、新設会社であるソフトバンクBBはコンテンツサービスやFTTH、流通事業などのADSL以外の事業領域を担当している。
今回の合併に関してソフトバンクでは、2006年度から移動体通信事業がグループに加わったことで、既存のブロードバンド事業および固定通信事業とのシナジー効果を追求する必要性が高まったためと説明する。なお、ソフトバンクBBが持つ流通事業に関しては、合併後もコマース&サービス事業本部が担当するとしている。
合併の期日は3月1日を予定。また、存続会社はBBテクノロジーだが、合併後にはソフトバンクBBへと社名を変更する。代表者は、2社の代表である孫正義氏が引き続き代表を務める。資本金および持ち株比率はBBテクノロジーから変更はなく、資本金が1,203億100万円で、持ち株比率はソフトバンクが99.91%、ソフトバンク クリエイティブが0.09%。
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ニュースリリース
http://www.softbank.co.jp/news/release/2007/070226_0001.html
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( 村松健至 )
2007/02/26 18:59
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