駅前探険倶楽部は、駅探ラボで提供中の「駅探路線図スクロール版」で、無線LANの電波情報を利用して現在位置を測定する技術「PlaceEngine」との連携を開始した。
PlaceEngineは、ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発した技術。無償のクライアントソフトをインストールした無線LAN機能搭載の端末が測定した無線LANアクセスポイントの電波情報と、専用サーバーに蓄積された位置情報を関連づけることによって、現在位置を取得できるというもの。
サーバーには東京都および政令指定都市の主要商業地域を中心に位置情報が登録されているほか、未登録のアクセスポイントにおける位置情報をユーザーが追加登録することが可能だという。なお、クライアントソフトが対応するのは、Windows XPとウィルコムのW-ZERO3。
駅探路線図スクロール版では、PlaceEngineクライアントをインストールした端末でアクセスした場合に、「現在地を取得する」ボタンを表示する。ユーザーはボタンをクリックすることで、PlaceEngineを利用して、現在地からの最寄り駅を自動的に表示できるようになる。駅前探険倶楽部では、今回の連携を通じて位置情報による駅・沿線情報の利便性訴求を図るとともに、サービスの有効性を検証するとしている。
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PlaceEngineクライアント
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PlaceEngineと駅探路線図スクロール版が連携した画面
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://ekitan.co.jp/news/press/2007/0227.shtml
駅探ラボ 駅探路線図スクロール版
http://lab.ekitan.com/scroll/
PlaceEngine
http://www.placeengine.com/
関連記事:駅前探険倶楽部、スレッド形式で話題にトラックバックできる「Unow?」[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/17192.html
■関連記事
・ 駅前探検倶楽部、Ajaxで自由にスクロールできる路線図を公開(2006/04/17)
( 村松健至 )
2007/02/27 15:41
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