日本レジストリサービス(JPRS)は1日、汎用JPドメイン名の登録規則を改訂し、ドメイン名の廃止後20日以内であれば元の登録状態に回復できる手続きを導入した。
JPRSでは回復手続きを導入した主旨について、汎用JPドメイン名は管理指定事業者からの廃止申請により毎月末日に廃止されるが、ドメイン名が廃止された後から申請が間違いであったことに気付き、そのドメイン名を再度利用したいという要望があると説明。このような場合、これまではドメイン名の廃止後は1カ月間の凍結期間後に再登録を行なう必要があるが、その際には先願制であるため同じ登録者が登録できるとは限らないという問題があった。
このため、JPRSではドメイン名の廃止後、20日以内であれば申請を行なうことでドメイン名が廃止される直前の登録状態に回復できる手続きを導入した。回復申請は、ドメイン名が廃止された時点での管理指定事業者を通じて行なう必要がある。また、この制度は現時点では汎用JPドメイン名のみの導入となっており、属性型(co.jpなどの組織種別型)や地域型のJPドメイン名への回復制度の導入は別途検討するとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://jprs.jp/info/notice/200612-rule.html
( 三柳英樹 )
2007/03/02 19:10
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