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米国SNSの訪問者数が1カ月で11.5%増加、MySpaceはシェア8割超で首位


 アクセス解析調査会社の米Hitwiseは14日、2007年1月から2月にかけてのソーシャルネットワーキングサイト(SNS)へのトラフィックに関する調査結果を発表した。

 それによると、トラフィック量で見て米国内上位20のSNSへの訪問者数がこの1カ月で大幅に増加したことが判明した。1カ月間に11.5%増加しており、これは全インターネットトラフィックのうち6.5%を占めるまでになっている。

 米国のSNSで最も大きなトラフィックを集めているのはMySpaceで、この分野における市場シェアは80.74%と圧倒的なシェアを確保している。2位はFacebookの10.32%、3位はBeboの1.18%で、4位以下はいずれも1%のシェアも確保できていない。

 しかしその中にあって興味深い動きも見られる。この1カ月で大幅に市場シェアを伸ばしたSNSもあるからだ。市場シェアの増加率でみると、Buzznetは148.4%、iMeemは145.7%と大幅にシェアを増やした。そのほかにも注目できるサービスとして、Hoverspotは19.6%、シェア3位のBeboも17.8%市場シェアを伸ばしている。その一方でこの分野を引っ張っているMySpaceとFacebookもそれぞれ10.2%と9.1%トラフィックを伸ばしている。

 この調査結果について、Hitwiseの調査ディレクターであるLeeAnn Prescott氏は「MySpaceが今のところ支配的なSNSである一方、BuzznetやiMeemのようなサイトは音楽やその他のメディアの周りにコミュニティを作ることに成功しつつある。新しいサイトが登場し、独自のサービスを提供するにつれて、SNSのカテゴリーは成長し続けるだろう」とコメントしている。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.hitwise.com/press-center/hitwiseHS2004/socialnetworkingmarch07.php

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/03/16 11:56

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