ドイツの調査会社のGfKが23日に発表した2006年のオンラインショッピングに関する調査結果によると、ドイツの生産者人口(14~69歳)の半数以上がインターネットを媒介とした購入行動をしたことが明らかになった。ドイツでもいよいよオンラインショッピングが“普通”の買い物手段として定着したことを示す結果として注目される。
インターネットショッピングの利用者は、実数にすると2,860万人。2002年にはすでに2,020万と、2,000万人を超えていたが、4年で41%増となる計算だ。その中でも特に2006年の数字で注目されるのは、女性と中高年の急激な増加だ。女性で50%増、中高年で79%増と、平均を大きく上回っているからだ。男性と若年層(14~39歳)は、インターネットおよびオンラインショッピングの普及が比較的早かったところ、遅れて女性と中高年にもオンラインショッピングが普及し始めたことが原因と考えられる。
なお、ドイツでのオンラインショッピングの傾向は、書籍、衣服などが多いようだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(独文)
http://www.gfk.com/group/press_information/press_releases/001233/index.de.html
( Gana Hiyoshi )
2007/03/26 13:23
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