“Skypeキラー”とも呼ばれる米JAJAHは27日、同社がサービスを開始してから1周年を迎えたと発表した。同時に、登録会員が200万人に達したことも明らかにした。
JAJAHは、Webを使って電話をかけられるサービスを提供する。JAJAHのサイトにログインし、相手の電話番号と自分の電話番号を入力すると、自分の手元の電話が鳴り、受話器を取ると相手と通話できるという仕組みだ。このため、SkypeなどのVoIP電話のように、ヘッドセットなど余分な設備は必要としないため、大きな利点があると指摘されている。
JAJAHは2007年1月に会員が120万人を突破し、それからわずか2か月で200万人の大台に達したことになる。
また、これにあわせて同社のCEOにTrevor Healy氏が就任したことも発表された。Healy氏はこれまで、米eBay子会社のメール決済企業PayPalのバイスプレジデントだった。eBayはSkypeの親会社でもある。これまではJAJAHの共同創業者であるRoman Scharf氏とDaniel Mattes氏が共同CEOの立場で会社を経営していたが、企業の規模が拡大したことに伴いその役割から退くことになった。
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■URL
JAJAH公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.jajah.com/index.php?/archives/203-Me-and-about-1,999,999-other-JAJAH-enthusiasts.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/03/28 12:10
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