マイクロソフトは2日、学校独自のドメインでWebプラットフォーム「Windows Live」の各種サービスが無償で利用できる「Windows Live@edu」の提供を開始した。各サービスの利用は無料だが、「Microsoft Identity Integration Server(MIIS)」を導入する必要がある。
Windows Live@eduでは、メールサービス「Windows Live Hotmail」やブログサービス「Windows Live スペース」などWindows Liveの各サービスを独自ドメインで提供する。利用者は学内外問わず、学校のアカウントを利用してWindows Liveの各サービスを利用できる。また、学校側でもメールサーバーやメッセンジャーサービスをマイクロソフトにホスティングできるため、システム保守などの管理負荷の削減が可能だ。さらに、卒業生に対しても新規メールシステムの導入や既存のシステムの拡張をすることなくサービスを提供できることも特徴だ。
Windows Live@edu は、欧米など15カ国200校以上で採用され、約400万人の学生が活用しているという。なお、同サービスの利用にあたり導入するMIISには、ライセンス、システム構築、保守などの費用が発生する。MIISを使用するには、Windows Server 2003およびSQL Server Standard Editionなどが必要。
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■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3008
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( 増田 覚 )
2007/04/02 17:11
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