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AFP通信の記事を引用した例
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AFP通信とクリエイティブ・リンクは4日、両社が運営するニュースコミュニティサイト「AFP BB News」にて、ブログユーザー向けに写真ニュースを提供するサービスを発表した。提携する事業者のブログユーザーであれば、無料で利用できる。
今回発表したサービスは、AFP通信が配信する写真ニュースの画像やテキストを自身のブログで公式に引用できるサービス。引用に当たっては、画像にシーフォーテクノロジーの電子透かし技術「acuagraphy」を適用しているほか、画像データをAFP BB Newsのサーバーから読み込ませる、ニュースを引用したブログのURL情報を管理するといった独自の著作権保護技術を利用しており、ユーザーは無断掲載といった著作権の侵害を心配することなく引用できるとしている。
このほか、AFP BB Newsの記事本文には記事を引用したユーザーからのトラックバック一覧を表示し、同じ話題に興味を持つ他ユーザーを探すこともできるとしている。提携するブログサービスは、シーサーの「Seesaaブログ」、paperboy&co.の「JUGEM」、ワイズ・スポーツの「スポーツナビ+」の3サービスが4月4日より対応を開始する。
また、シックス・アパートの「Vox」、ヤフーの「Yahoo!ブログ」、ライブドアの「livedoor Blog」、ジャストシステムの「ジャストシステムブログ」、ティーカップ・コミュニケーションの「AutoPage」、ケイ・オプティコムの「eoblog」、関西どっとコムの「関西どっとコムブログ」、folomy事務局の「folomy」、クリエイティブ・リンクの「Actiblog」でも順次対応する予定だ。
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AFP BB Newsの記事本文したのアイコンから、引用した記事の投稿画面に遷移できる
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提携するブログサービスの一覧
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著作権保護技術の仕組み
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Seesaaブログでの投稿例。フォームに記事本文などが入力されている
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JUGEMでの投稿例。左側に表示される引用元の記事を参照しながら投稿できる
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ジャストシステムの提携イメージ。ブログエディタソフト「xfy Blog Editor」も対応予定だ
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今回のサービス開始について、AFP通信副社長のJean-Pierre Vignolle氏は「AFPは、約180年前に初めてニュース配信を行なった。世界最古のニュースエージェンシーとして、19世紀中頃に果たしたパイオニアとしての役割を誇りにしている」と前置きし、「日本発のブログとのコラボレーションは先駆的で、大きなマイルストーンになるだろう」と期待を表した。
また、ヤフーソーシャルネット事業部長の殿村英嗣氏は「Yahoo!ブログの会員は現在100万人程度で、ブログ初心者が多い。初心者は何を書こうか迷うことが多いので、記事を引用できることでコンテンツのクオリティアップにつもつながると期待している」とコメント。シックス・アパート代表取締役の関信浩氏は「今回のアライアンスは、ブログ業界全体にとっても好ましいこと。他のブログ製品にもこの仕組みを採用して、日本全体に根付かせたいと思う」と期待を示した。
このほか、ジャストシステム代表取締役社長の浮川和宣氏は「プロの作品を個人が自由に使えることは、ブロードバンドが普及してブロガーが増加した現在では大変重要だと思う」とコメント。「AFPの大英断に感謝する」と述べた。
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AFP通信副社長のJean-Pierre Vignolle氏(中央下)ほか、発表会出席者ら
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.afpbb.com/index.php?module=InformationDetail&action=Index&information_id=30
( 大久保有規彦 )
2007/04/04 19:53
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