マイクロソフトは6日、日本時間4月11日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(パッチ)の事前情報を公開した。4月の月例パッチでは、Windows関連の4件と、サーバー関連(Content Management Server)の1件をリリースする予定としている。最大深刻度はいずれも“緊急”。
Windowsに関連では、4件の修正パッチが公開される。脆弱性の最大深刻度は4段階で最も高い“緊急”。修正パッチの適用時には再起動を必要とする。
サーバー関連では、Webサーバーのコンテンツ管理を行なう「Content Management Server」に関する修正パッチが1件公開される。最大深刻度は“緊急”で、パッチの適用時には再起動を必要とする場合がある。
セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムについては、Windows Updateでは2件、Microsoft Updateでは4件公開される。また、悪意のあるソフトウェアの削除ツールも最新版が公開される。
マイクロソフトでは、今月の事前通知から内容を改め、より多くの情報を含む新しい形式での提供に切り替えるとしていたが、従来と同様の内容での公開となった。マイクロソフトでは、各国の顧客の声に基づいて提供内容の変更時期を再調整することになったとして、内容の変更時期については改めてアナウンスするとしている。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/advance.mspx
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・ マイクロソフト、修正パッチの事前通知を4月からより詳しい内容に(2007/04/04)
( 三柳英樹 )
2007/04/06 11:43
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