ベンチャーセーフネットは5日、顧客情報や社員情報などが「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。同社社員の自宅にある私物PCが、Winnyを通じてウイルスに感染したことが原因だ。
流出したのは、顧客企業332社の法人名と住所のほか、社員1,589人の氏名や所属分野など。ともに2006年に作成されたもので、2007年3月27日に流出が判明したという。情報が流出した顧客に対しては、個別に連絡してお詫びするとしている。
同社では、社内のPCに不要なソフトウェアをインストールできないシステムを導入していたほか、社員に対してWinnyなどのファイル交換ソフトの使用を禁止していたという。今後は、社員の自宅のPCについても業務関連情報を保存しないことや、ウイルス対策ソフトを必ず導入することを改めて指導し、ファイル交換ソフトの使用禁止を再徹底させるとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://ir.vsn.co.jp/html/pdf/prs20070405.pdf
( 増田 覚 )
2007/04/10 12:23
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