デンマークのSecuniaは11日、Sonic SolutionsのDVD再生ソフト「Roxio CinePlayer」に危険度の高い脆弱性を発見したと警告した。この脆弱性はActiveXコントロールを介して外部から攻撃可能なもので、Secuniaでは脆弱性の危険度を5段階中で2番目に高い“Highly Critical”としている。
Roxio CinePlayerはSonic Solutions製のDVD再生ソフトで、DVD作成の統合パッケージ「MyDVD」「Easy Media Creator」などにも含まれている。
Secuniaによれば、Roxio CinePlayerに境界エラーの問題があり、「SonicMediaPlayer.dll」のActiveXコントロールを利用することで、外部から攻撃可能な脆弱性が存在するという。この脆弱性が悪用された場合、任意のコードが実行される危険がある。
脆弱性はCinePlayerのバージョン3.2で確認されており、その他のバージョンも影響を受ける恐れがある。現時点で修正パッチは提供されていないため、Secuniaでは該当するActiveXコントロールにKill Bitを設定することを対策として挙げている。
関連情報
■URL
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/22251/
( 三柳英樹 )
2007/04/13 14:47
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