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Google ツールバーに追加されたサイコロのボタンや、Google 検索履歴のページに用意された「関心のあるアイテム」から推薦サイトを表示できる
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米Googleは18日、「検索履歴」機能の利用者に対して、それに基づいてユーザーが好みそうなサイトを推薦してくれる新機能を公開した。新しいサイトを見つけるために検索語を入力しなくてもよいという特徴がある。
新機能はいくつかの方法で利用できる。「Google ツールバー」「Google パーソナライズドホームページ」「Google 検索履歴」の3つだ。
Google ツールバーには新しくサイコロのボタンを追加できる。このボタンをクリックすると、これまでの検索履歴に基づいて、ユーザーが好みそうなサイトを自動的に表示してくれる。表示できるサイトの上限は1日50サイトまでだ。ツールバーからこの機能を利用するには、最新バージョンのツールバーを利用し、サイコロボタンを追加する必要がある。
Google パーソナライズドホームページでは、新しいタブを追加することで利用できる。このタブに「Recommendations」というタブ名を付け、表示される「I'm feeling lucky」チェックボックスにチェックを入れておくと、毎日、推薦サイトやビデオなどが自動的に表示される。
また、Google 検索履歴のページにも「関心のあるアイテム」というページが追加されており、そこでも推薦サイトを一覧できる。
この機能は、検索履歴が蓄積されていればいるほど精度が高くなっていく特徴があり、履歴が蓄積されていない場合には、あまり多くは期待できないというデメリットもある。検索語を入力せずにサイトを推薦するサービスとしては、StumbleUponなどソーシャルな方法を利用することが一般的に流行している。
関連情報
■URL
Google 検索履歴
http://www.google.co.jp/searchhistory
Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2007/04/searching-without-query.html
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・ 米Google、検索履歴の記憶機能「My Search History」のベータ版を開始(2005/04/21)
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/04/19 11:53
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