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開発したIPv6アダプタの概要
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、情報家電向けネットワーク技術「m2m-x」の接続実験「m2m-xトライアル」の提供対象を4月19日より一般企業向けに拡大すると発表した。
m2m-xは、NTT ComがSIPとIPsecをベースに開発した、「M2M(機械間)リアルタイム通信」に準拠した情報家電向けのネットワーク技術。NTT Comでは、ユビキタス・オープン・プラットフォーム・フォーラム(UOPF)参加企業を対象に同技術の接続実験を実施していた。今回、UOPFが4月9日にM2Mリアルタイム通信の技術仕様を一般公開したことから、接続実験の参加対象を一般事業者に拡大する。トライアル期間は2008年3月31日までで、参加料金は無料となる。
また、NTT ComはUOPF準拠のサーバーに対応したIPv6アダプタを開発したと発表した。今回発表したものは、アイピースクエアのの高性能IPコア技術を活用してIPv6、IPsecのほかm2m-xの通信機能を搭載したFPGAボード。NTT Comでは、今後各種機器ベンダーと協力し、同FPGAボードの技術を利用して小型アダプターの実用化を目指すとしている。
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公開されたFPGAボード
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IPv6小型アダプタのモックアップ
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2007NEWS/0004/0419.html
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・ NTT Com、家電メーカーと共同で「ネット家電接続サービス」の実験を開始(2004/02/13)
( 大久保有規彦 )
2007/04/19 18:24
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