アップルは19日、Mac OS Xの25件の脆弱性を修正する「Security Update 2007-004」を公開した。対象となるOSはMac OS X 10.4.9および10.3.9。
今回のアップデートでは、AirPortに関するバッファオーバーフローの脆弱性などのほか、fetchmailやftpdなどのアプリケーションに関する脆弱性など、合計25件の脆弱性を修正する。25件の中には、脆弱性公開プロジェクトの「Month of Apple Bugs」で公開された脆弱性3件が含まれる。
今回修正を行なった脆弱性の中には、悪用された場合に任意のプログラムを実行される危険性の高いものも含まれているため、早急なアップデートが求められる。アップデートは、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能から行なえるほか、アップルのサイトからアップデート用のプログラムを入手することもできる。
関連情報
■URL
Security Update 2007-004に関する情報(英文)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305391
Security Update 2007-004(PPC)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate2007004ppc.html
Security Update 2007-004(Universal)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate2007004universal.html
Security Update 2007-004(10.3.9 Client)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate20070041039client.html
Security Update 2007-004(10.3.9 Server)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate20070041039server.html
( 三柳英樹 )
2007/04/20 14:03
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