マイクロソフトは25日、セキュリティ対応体制を強化するために「マルウェア対応センター」日本ラボを開設した。これにより、国内で発見されたマルウェアへの対応の精度向上や対応時間の短縮が実現されるとしている。同センターはすでに米国で設立されていて、日本ラボは世界で2番目。
日本ラボでは、同社のスタッフらが国内外の脆弱性やマルウェアの活動を分析。半年に一度の頻度で、これらの動向をまとめたレポート「Microsoft Security Intelligence Report」日本語版を提供する。また、国内外で収集するマルウェアの解析および研究の成果については、「Windows Live OneCare」や「Windows Defender」「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」「Forefront Client Security」などのマルウェア対策製品に反映される。
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■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3036
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