ユーザー参加型の無線LANネットワークを展開するFONは24日、Intel CPUを搭載したMacをFONの無線LANアクセスポイントにするソフト「Mac Fonspot」のベータ版(バージョン0.2)をリリースした。FON Labsが開発したもので、FONの創業者兼CEOであるMartin Varsavsky氏のサイトからダウンロードできる。
Mac Fonspotを利用する際は、MacがEthernetや3G携帯電話など無線LAN以外の方法でインターネットに接続している必要がある。これは、Macに搭載されている無線LANインターフェイスを、FONの無線LANアクセスポイントに割り当てるためだ。
今回、Linux版の「Linux Fonspot」も同時に公開されており、「Ubuntu」での動作を確認しているという。一方、Windows版も後のバージョンで追加したいとしているが、今のところ技術的に難しいことがわかっているという。Varsavsky氏のブログによれば、WindowsのノートPCにおける無線LANの取り扱い方法が原因のようだ。
Varsavsky氏のブログやFONの英語ブログでは、同氏がMac Fonspotをデモンストレーションする映像も公開している。
関連情報
■URL
ダウンロードページ(英文)
http://english.martinvarsavsky.net/download/fonspot/
FON英語ブログの該当記事(英文)
http://blog.fon.com/en/archive/technology/new-fonspot-software-.html
Martin Varsavsky氏のブログの該当記事(英文)
http://english.martinvarsavsky.net//new-fonspot-software-for-mac-and-linux-just-released.html
関連記事:FON、国内アクセスポイント数が1万カ所を突破[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/17797.html
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( 永沢 茂 )
2007/04/26 18:16
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