アップルは1日、QuickTimeの最新版となる「QuickTime 7.1.6」を公開した。対象となるOSはWindows XP/2000およびMac OS X 10.4.9/10.3.9。セキュリティ修正も含まれているため、アップルではすべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。
QuickTime 7.1.6では、QuickTime for Javaに見つかったヒープオーバーフローの脆弱性を修正している。この脆弱性が悪用された場合、悪意のあるJavaアプレットにアクセスした際に、任意のコードを実行させられてしまう危険がある。
このほか、QuickTime 7.1.6では多数の不具合修正を行なっており、Mac OS X版ではFinal Cut Studio 2とQuickTime Playerでのタイムコードおよびクローズドキャプションの表示をサポートした。
関連情報
■URL
QuickTime 7.1.6 for Windows
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/quicktime716forwindows.html
QuickTime 7.1.6 for Mac
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/quicktime716formac.html
QuickTime 7.1.6のセキュリティ修正に関する情報
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305446-ja
( 三柳英樹 )
2007/05/07 13:31
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