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Sleipnir Version 2.0 ベータ版
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フェンリルは9日、同社が開発・提供するWebブラウザ「Sleipnir」の日本市場における累計ダウンロード数が1,000万件を突破したと発表した。
Sleipnirは、カスタマイズ性を重視したWebブラウザ。2005年7月14日の「Sleipnir Version 2.0 ベータ版」の公開から2007年4月27日までに、国内の個人・企業ユーザーの累計ダウンロード数が1,000万件を超えた。
最新版の「Sleipnir 2.5.12」では、自動アップデート機能を実装したほか、アドレスバー検索リクエストで「I'm Feeling Lucky」「Wikipedia」「カスタム設定」の3パターンに切り替えられるなどの機能が追加されている。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98。
Sleipnirは、フェンリルの柏木泰幸代表取締役社長が会社設立以前に個人で開発していたブラウザ。2004年11月には、Sleipnirのソースコードが入った開発用PCとバックアップ用PCが盗難に遭ったが、その後、後継ブラウザ「Sleipnir Version 2.0」を開発し、2005年6月末にアルファ版、7月にベータ版を公開した。
柏木氏は、1,000万ダウンロード突破について、「日本国内だけで1,000万もダウンロードされたことは非常に嬉しいことで、Sleipnirを愛用し応援してくださっているユーザーの皆様に感謝します。また、最近は企業のインターネット活用セミナーで紹介されるなど、個人ユーザーだけでなく、品質や仕事の能率を重視する企業のユーザーにも支持されてきており、このことは開発者にとってとても大きな励みになります」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fenrir.co.jp/news/2007/20070509.html
Sleipnir
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/
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( 野津 誠 )
2007/05/09 13:20
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