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愛媛県愛南町、住民情報など4万1,940件がWinny流出


 愛媛県愛南町は16日、住民の個人情報など計4万1,940件の情報がインターネット上に流出したと発表した。

 愛南町は、愛媛県南宇和郡の5町村(内海村、御荘町、城辺町、一本松町、西海町)が2004年10月に合併して誕生した。今回流出したのは、合併にあたって統合した電算システムのデータ移行業務のデータの1部で、約3年前のもの。この業務を委託した業者が契約に反してデータを持ち帰り、それが残っていたPCから流出したと見られている。5月14日、ファイル交換ソフトのウイルスによって愛南町の個人情報が漏洩しているとの指摘が、総務省から愛媛県を通じてあり、発覚した。

 愛南町によれば、Winnyから取得したとして現時点で流出を確認しているのは、住所、氏名、生年月日、性別、転入・転出の履歴、金融機関の口座番号など。内訳は、旧西海町の住基情報が4,009件、旧城辺町の住基情報が2万2,913件、旧城辺町の移行用ファイルが1万5,600件、口座管理ファイルが287件、金融機関コードなど(個人情報なし)が131件。なお、流出元と思われるPCには、住民情報など約10万件のデータを確認しているという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.town.ainan.ehime.jp/life/uploaded/pdf/937_pdf1.pdf

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( 永沢 茂 )
2007/05/16 16:14

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