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米Microsoftは18日、マッシュアップWebアプリケーションをデザインできるツール「Microsoft Popfly」のプライベートアルファ版をリリースした。Webページ、ガジェット、音楽、アプリケーションなどを組み合わせて、ブラウザの中で利用できるマッシュアップアプリケーションを簡単に作成できる。
Popflyは、「Popfly Creator」と「Popfly Space」という2つのサービスからなっている。Popfly Creatorは、プログラマーでなくてもマッシュアップアプリケーションを開発できるツールだ。Webページやアプリケーションなど、さまざまなブロックを線でつなぎ合わせていくだけで、マッシュアップアプリケーションを作成できるという触れ込みだ。
Popfly Spaceは、こうして作成されたマッシュアップアプリケーションを公開するためのサービスだ。ここでは、公開されているマッシュアップを「YouTubeのように」レーティングしたり、コメントを付けることができるというソーシャルネットワーク的な要素もある。また、公開されてるマッシュアップアプリケーションをリミックスして、新たなマッシュアップを作成する基盤にすることもできる。
Popflyは無料で利用でき、Windows Live ID保有者であればPopfly Spaceに25MBの公開スペースが割り当てられる。対応しているブラウザはInternet Explorer 6.0以上、Firefox 2.0以上で、Microsoft Silverlight 1.0ベータも必要となる。
Popfly Creatorで利用できるコンテンツの種類は、JavaScript、Ajaxライブラリ、HTML、XHTML、CSS、WMV、WMA、MP3、Visual Studio Express Project、JPG、PNG、GIF、EXEとなっている。これまでのマッシュアップアプリケーションと異なり、Visual Studio Expressで開発されたアプリケーションをマッシュアップに組み込むことができることもPopflyの大きな特徴だ。
Popflyは無料で利用できるが、現在プライベートアルファ段階であり、招待制を採用している。そのためPopflyを利用するには、既存ユーザーに招待してもらう必要がある。
関連情報
■URL
Microsoft Popfly(英文)
http://www.popfly.ms/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/05/21 12:59
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