アップルは29日、QuickTimeの最新版(7.1.6)に発見された脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。Windows版とMac OS X版の両方に影響があり、それぞれ対応版が公開されている。
セキュリティアップデートでは、QuickTime for Javaで発生する2件の脆弱性を修正する。2件の脆弱性は、悪意のあるサイトを閲覧した場合に任意のコードを実行させられる可能性や、機密情報が漏洩する可能性のある危険度の高いもので、アップルではすべてのユーザーにセキュリティアップデートの適用を推奨している。
セキュリティアップデートは、Windowsの場合にはQuickTimeと一緒にインストールされる「Apple Software Update」から、Mac OS Xの場合には「ソフトウェア・アップデート」機能から適用できる。また、アップルのWebサイトでも、それぞれのOS向けの更新用プログラムが公開されている。
関連情報
■URL
Security Update(QuickTime 7.1.6)について
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305531-ja
Security Update(QuickTime 7.1.6 for Windows)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdatequicktime716forwindows.html
Security Update(QuickTime 7.1.6 for Mac)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdatequicktime716formac.html
( 三柳英樹 )
2007/05/30 19:17
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