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iGoogleにNanoScanを追加した例
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Panda Software Japanは22日、「iGoogle」や「Windows Live」に追加できるオンラインウイルス検知サービス「NanoScan」のミニカスタムバージョンを発表した。利用は無料。
NanoScanは、Webブラウザ上からマルウェアをスキャンできるサービス。100万種以上の既知のマルウェアに対応するほか、データセンターでは1日につき2,500種以上の新たなサンプルを検知し、定義ファイルを更新している。また、ジェネティックヒューリスティック技術によって未知のマルウェアも検知可能としている。
ミニカスタムバージョンでは、「iGoogle」や「Windows Live」などで利用可能なガジェットとして公開する。ユーザーは、NanoScanガジェットをカスタマイズページに追加して使用できる。
NanoScanでは、検知エンジンに「コレクティブインテリジェンス(集合知)」という手法を使用する。これは、主にユーザーのPCから、PandaLabsのデータセンターへ分析情報を転送することにより、マルウェアのスキャン、分析、発見を行なうもの。サーバー側で作業を行なうため、ユーザーはソフトをインストールする必要がない上、より多くのユーザーが利用することでサンプルの収集率が上がり、対応できるマルウェアの数も増える仕組みだ。
関連情報
■URL
NanoScan(英文)
http://www.infectedornot.com/
日本語説明サイト
http://www.pandasoftware.jp/scan/
( 野津 誠 )
2007/06/22 21:06
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