アップルは22日、Mac OS X用の「Security Update 2007-006」を公開した。対象となるOSはMac OS X 10.4.9および10.3.9。Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能によるアップデートのほか、アップルのサイトからアップデート用プログラムのダウンロードも可能となっている。
今回のアップデートでは、Web関連の2件の脆弱性を修正。クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける可能性のあるWebCoreに関する脆弱性と、フレーム描画時の不備により任意のコードが実行される危険性のあるWebKitに関する脆弱性を修正する。
また、ベータ版として公開されているWebブラウザ「Safari 3」についても、脆弱性を修正した「Safari 3.0.2 Beta」が公開された。Safari 3.0.2 Betaでも、前述のWebCoreとWebkitに関する同様の脆弱性を修正するほか、Windows版およびMac OS X版のSafari 3 Betaに発見された2件の脆弱性を修正する。
関連情報
■URL
Security Update 2007-006に関する情報(英文)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305759
Security Update 2007-006(Universal)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate2007006universal.html
Security Update 2007-006(PPC)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate2007006ppc.html
Security Update 2007-006(10.3.9)
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/securityupdate20070061039.html
Safari 3ベータ版ダウンロードページ(英文)
http://www.apple.com/safari/download/
( 三柳英樹 )
2007/06/25 15:43
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