社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)は9日、家庭用ゲーム産業の年次報告書「2007CESAゲーム白書」を発刊した。価格は6,300円。
2007CESAゲーム白書は、「メーカー出荷量データ」「東京ゲームショウ2006来場者調査」「2007CESA一般生活者調査報告書~日本・韓国ゲームユーザー&非ユーザー調査~」から、それぞれ一部データを抜粋し掲載している。
白書によると、ソフトウェアとハードウェアの国内総市場規模は6,799億円。また、 国内の有料ネットワークゲーム市場については、一般世帯の消費者による利用率・利用金額から算出し、208億円市場であると推計している(通信費、パッケージ代金、複合カフェ利用料金を除く)。
一般生活者調査報告書によると、オンラインゲームでのアイテムを実際の現金で取引する「リアルマネートレード(RMT)」の国内の認知度は4.8%だった。一方、合同調査国の韓国でのRMT認知度は61.5%だった。日韓でのオンラインゲームの普及の差が表われている。
このほか白書では、これまで発売された家庭用ゲーム機を対象に毎年累計出荷調査をまとめているが、2006年12月31日までに出荷されたモニター接続型ゲーム機では「プレイステーション2」が1億1,536万台の出荷となり、昨年まで最多出荷だった「プレイステーション」を抜いてトップとなった。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://report.cesa.or.jp/press/p070709.html
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・ CESAゲーム白書、2005年の有料ネットワークゲーム市場規模は312億円(2006/07/24)
( 野津 誠 )
2007/07/10 13:28
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